・顎関節や咀嚼筋の痛みに対して、消炎鎮痛薬を用います。
・顎関節症は、日常生活における行動や癖が症状と関係している場合がありますので、ご自身で気をつける事で症状が軽くなる場合があります。
具体的には、頬杖をつかないなど姿勢を良くすることや、上下の歯を接触させている時間が長いと咀嚼筋にストレスが持続的にかかるため、当たっていたら離すようにします。
・当院では、疼痛など症状の緩和に炭酸ガスレーザーや歯科用両側性電気刺激装置を使用します。
また、筋肉のマッサージも効果があります。
・睡眠時の歯ぎしりや食いしばり(睡眠時ブラキシズム)時の咀嚼筋の緊張の緩和や、顎関節部への負荷の軽減を目的として、夜間マウスピースを使用してもらいます。
・顎関節の動きを良くして開口量を増加させるのに、ストレッチや下顎可動化訓練も行います。